気まぐれ随想

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  5月〜(01年)

 パソコン初心者 (01/10/14)   歪(ひずみ)(01/9/23)
 IT不況  (01/9/9) 台風情報から (01/8/26)
 シロップ&ミルク (01/7/22)  侍魂を覗く (01/5/25)

 

パソコン初心者

2001年10月14日

あえて言うこともありませんが、パソコンを始めたころは、みんな初心者です。
初心者にとって何が最初に困る事かと言えば、パソコン用語ではないでしょうか。
OS、USB、CPU、Webなどからアプリケーション、ドライバ、フォルダ、ディレクトリ、サーバーなどなど…。どれもこれも略語とカタカナ言葉だらけです。日本語は、カタカナ言葉に毒されたなどと言いますが、パソコン用語ほどひどいものはありません。初心者にとって実に頭の痛い問題です。

また、Excelをはじめアプリケーションのヘルプ機能も解りずらいものの一つです。ある初心者から、Excelの書式設定の操作を聞かれ、ヘルプを読むように言うと、
「ヘルプは、初心者のためにあるものとは思えない。あれはパソコンのできる人のためのものだ。言葉の意味も解らない。ヘルプを捨ててしまいたい。」と言われてしまいました。
私も初心者の頃を思い出し、思わずうなずきました。ヘルプを読めるようになればもう一人前なのかもしれません。

◆ ◆ ◆

私が初心者という言葉で思い出すのは、インターネットを始めた頃のことです。今でこそADSLですが、56kbpsの内蔵モデムの時の事です。
ある日どうしても繋がらず、niftyのサポートへ電話しました。
「もしもし、どうしても繋がらないのですが。」と言うと
親切にダイアルアップの設定などのチェック事項を教えてくれました。しかし、どこも正しく設定されています。
「おかしいですね。それで繋がるはずですがね。」と言います。
そこで、私は気がつきました。何の事はない、電話で指示を受けていると言う事は、電話を使っているということ。と言うことは、電話線をパソコンに差し込んでいないと言う事なのです。(笑…)
それに気がついた私は、恥ずかしくてその事は告げず慌てて電話を切りました。
電話を切ったあとで自嘲して大笑いしたことを覚えています。
私が初心者の頃のレベルは、こんなものでした。

◆ ◆ ◆

さて、IT不況から売れないパソコンをてこ入れするためか、パソコンメーカはサポート体制を強化しつつあります。24時間体制の電話サポートなどの試みを始めようとしています。ここで気になるのが本当に初心者にとってわかりやすいサポートができるかどうかです。
私も先の例のようにかって、niftyや富士通、そしてマイクロソフトのサポートセンターなどへ問い合わせたことがありますが、中には不親切でわかりずらいものもありました。特に俺は専門家だ、上級者だと言わんばかりに専門用語を羅列してしゃべる人のサポートには困りました。初心者である相手のことはお構いなし。こちらもなんとなく知ったふりをして返事をしましたが、電話を切ったあとで「バカヤロー、偉そうに喋りやがって」と叫びたくなりました。
不親切なサポートは、かえって反感を買います。

初心者をないがしろにしたサポートは、かえって初心者の反感を買う事を肝に命じるべきでしょう。
IT不況の今、新たなパソコンの市場は、初心者です。初心者こそ大事にすべきです。初心者は、神様なのです。
(ただ、困った初心者もいます。初心者から脱却しようとしない初心者です。万年初心者は、決して神様とはいえません。あなたは…?)

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歪(ひずみ)

2001年9月23日

なんとも想像を越えたアメリカのテロ事件。
テレビを見ながら絶望的になりました。小説や映画の世界を越えた恐ろしさに体が震えました。テレビの画面を見ながら、ああ!地球の終わりだと思ったのは私だけでしょうか。

一体、こんな恐ろしいことを企てて実行したテロ集団の頭の中は、どうなっているのか。もはや同じ人間の脳みそが入っているとは思えないし、同じ心をもているとは思えません。
平時において戦闘員でもない一般人を、何のためらいもなく殺戮してしまうとは。何でこんな事が平気でできるのでしょうか。いかなる理由をつけようとも絶対許される事ではありません。
狂った価値観、狂った人生観、狂った世界観…手前勝手な論理。

日本国内においても、異常な事件が相次いで起こっています。ニュースを見るたびにぞっとします。かっては、こんな残忍な事件は少なかったように思います。教育の歪(ひずみ)の結果でしょうか?

◆ ◆ ◆

文明の進歩と共にあらゆるところで、歪(ひずみ)が生まれているように思えます。富める者と貧しい者、持てる者と持たざる者。テロは、一面においてこの歪の結果でしょうか?

ITの行く先にもきっと歪が生まれる(イやもう生まれている…)でしょう。願わくばこの歪が大きいものにならず、健全に全体の発展のために役立つ事を願ってやみません。

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IT不況

2001年9月9日

世の中IT不況だと言う。
パソコンが売れないらしい。日本の大手パソコンメーカもリストラのオンパレードだ。あのゲートウェイも日本をはじめアジア市場から撤退してしまった。次のパソコンは、ゲートウェイにしようと考えていただけに残念である。
どうしてパソコンは売れなくなったのだろうか?日本でも世帯の50%が所有するようになって、もう頭打ちなのだろうか?いろいろ原因が考えられるが、大きく分けると2つあるように思える。

◆ ◆ ◆

一つは、ITの過渡期にあるということではないだろうか。いろいろな面でITの置かれている環境が、中途半端な状況にあるのではないだろうか。IT革命と言う言葉が社会現象化したのが去年位から。ブロードバンド化も急速に進んでいるとは言え、消費者は何を選択すればいいのか良く解らないのである。ADSLも幾つもあるし、光ファイバーもある。電灯線を使うネットも今年の冬頃から始まりそうである。今何を選択すればいいのか、解らないし、先が見えないのだ。
パソコンのCPUも急速に進歩し、ペンティアム4の2GHzも発売されている。しかし、今のソフトやネットの環境であれば、200MHzを超えているばそれなり使えるのだ。私のパソコンも300MHz位だが、ホームページを作ったり、ADSLでストリーミング再生だってかなりの画質で見ることができる。壊れない限りもう少し使うつもりでいる。2GHzのパソコンを使う理由があまり見つからないのである。パソコンが売れない理由の一つはこの辺であろう。

二つ目は、パソコンの操作性の問題ではないだろうか。一々コマンドをキーボードから打ち込んでいた昔から見れば、格段に進歩し操作性も向上している。しかし、全くパソコンに触った事のない人から見れば、キーボードが並ぶこの形は、拒否反応を引き起こすのである。昔、私がパソコンに触る前もやはりそうであった。できることなら一生触らずに済ませたいと思ったものである。いまや、虜になってホームページまで作ってはいるが、キーボードを打つのはつらい作業である。もっと簡単にならないのかと叫びたくなる。
今の形のパソコンでは、半分オタクにならないと使いこなせない。OSからアプリケーションまで覚えなければならない事が多すぎるのである。

◆ ◆ ◆

このような状況に置かれているパソコンが、毎年前年売上を上回って売れつづけると言うのが、間違いなのである。このIT不況は、正しいのである。
IT不況は、ITの環境やパソコンの形、構造に対する警鐘なのではないだろうか。
(少し、文体を変えて綴ってみました。)

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台風情報から

2001年8月26日

先日の台風11号による被害は無かったでしょうか。あいにく被害に遭われた方々には、お見舞い申し上げます。
それにしてもこの台風には驚きました。何とスピードの遅いこと。仕事の関係で警戒にあたる必要もあって、イライラしました。そして、何よりもその情報の不確かなこと。気象庁も大変だったのでしょうが、気象庁には文句の一つも言いたくなりました。

◆ ◆ ◆

文句と言えばインターネットの台風情報です。ネットの実力やいかにと思って、あちらこちらの気象サイトを覗いてみましたが、どれもこれもダメです。はっきり言って非常時には、使い物にならないと思いました。あるサイトでは、数時間も前の台風の位置が堂々と表示されていました。やはり、NHKのテレビ情報が一番早くて的確である事を知らされました。ネットの気象情報は、平時に洗濯情報を確認するくらいのものでしかないのでしょうか。ネットの愛好者たるKENZO30は、がっかりしました。

いいえ、ネットの気象情報は使えるよ。という方もいるかもしれませんが、非常時、緊急時に使えるかどうかです。まず、サイトの中身です。非常に凝ったものが多いのです。Javaなどを駆使していますのでページが重過ぎます。ブロードバンド化が進んで来ているとは言え、非常時は56kbpsで接続することだって多いはずです。ほとんどのサイトは、台風情報だというのに重く作ってあります。また、人気サイトはアクセスが集中して表示スピードが落ちます。サーバーの増強をすべきなのに、平時を基準にしているように思えます。台風の規模、位置、進行方向、速度、被害状況などを、軽いページとして解りやすく載せて欲しいものです。

◆ ◆ ◆

さて、アメリカを発端としたIT不況が言われています。日本でもパソコンの保有台数が世帯の50%を超え、販売台数がやや頭打ちのようです。パソコンの新しい利用者層を獲得するには、操作性の向上などが不可欠ですが、インターネットのコンテンツの充実も課題ではないでしょうか。パソコンを家庭で使うとすれば、ほとんどインターネットだと思います。とすれば、他のメディアより優れている必要があります。現段階では、台風情報のように、ニュース的な情報はテレビに完全に負けています。
パソコンを家庭で使う圧倒的なメリットが必要なのです。

台風情報をネットで見つつ、ネットの未来に少し懐疑的になったのは私だけでしょうか?

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シロップ&ミルク

2001年7月22日

最近、ハンバーガーやコーヒーショップなどのファーストフード店を利用することが多くなりました。小腹がすいた時には、便利なものです。よく飲み物付きの○○○のセットを注文します。
「○○○のセット!」
「はい、○○○のセットですね、お飲み物は何に致しますか?」
「ああ、アイスコーヒー!」
「はい、アイスコーヒーですね。少々お待ちください。」
会計をして、しばらく待っていると、注文した○○○とアイスコーヒーが出てきます。
このとき、私が良く利用する店では、必ず元気な声で
「アイスコーヒーは、シロップとミルクをお使いですか?」と聞きます。

私は、この言葉がなんとなく不愉快なのです。シロップやミルクを使う事は、完全に個人的な嗜好の問題なのに、カウンターと言う公衆の面前で、使うか使わないかを申告しなければならないからです。この問いかけに答える事は、プライバシーを侵害されているように思えてくるのです。
何だか
「お客様、トイレで紙を何枚重ねてお使いですか?」とか、「何回お拭きになりますか?」と聞かれているような気がしてくるのです。
「えー、私は4、5枚重ねて、3回程。」とは、答えづらいのと同じです。

先日も、アイスコーヒーを注文すると
「アイスコーヒーは、シロップとミルクをお使いですか?」と聞くので
返事をせず、ただうなづくと、執拗に
「アイスコーヒーは、シロップとミルクをお使いですか?」とより一層、元気よく大きな声で聞かれてしまいました。
仕方なく、もじもじしながら小さな声で
「ああ、すみません。お願いします…。」と答えました。

私だけでなく、女性の場合も少し答えづらいのではと思います。
本当は、シロップとミルクの両方が欲しいのに、店員や周りの目を気にして、「ミルクだけ」とか答えてしまう人もいるのではないでしょうか。本当はシロップを2、3個入れて飲みたいのに、見栄を張ってしまう人だっているに違いありません。

◆ ◆ ◆

本来、シロップとミルクはアイスコーヒーの価格に含まれているはずです。それを申告しなければ使えないとは、どう言うことなのでしょうか?タバコのように体に悪いのでしょうか?テーブルにあらかじめ置いておくと、大量に使う奴がいるのでしょうか?…良く分かりません。

できればカウンターの一角などに置いて自由に使えるようにするか、もう少し小さな声で、ヒソヒソ聞いてくれれば答えやすいのに、と思うのは私だけでしょうか…。
…そう、小さな声で「何回お拭きになりますか?」と聞いて欲しいものです…。KENZO30らしくない品位に欠ける話でした。

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侍魂を覗く

2001年5月25日

侍魂(さむらいだましい)を知っていますか?

600万いや700万ものヒットを誇るサイトです。5月18日付の夕刊でコピーライターの糸井重里氏が紹介していました。私もこの記事で知りました。今回は、この侍魂についてです。

ここから先を読むには、まず侍魂を見てください。内容を理解できない可能性があります。

侍 魂 (← クリック)ぜひ、内の「最先端ロボット技術」、「最先端ロボット技術外伝」と「ヒットマン事件簿」を読んでください。

 

いかがでした。
私は、その構成や文章から来る迫力に圧倒されました。行間と文字の大きさで実に上手い表現をしています。「最先端ロボット技術」で取り上げているASIMOSDRは、私もこの随想で取り上げているのですが、とても太刀打ちできません。中国が開発した先行者を絡めてここまでやってしまうとは、驚きです。侍魂風に書くと

驚      嘆


となるでしょうか。とてもかなわないという思いです。その違いはなんでしょうか?…若きエネルギーです。こちらは日々年齢を意識する年なのに、向こうは、20代前半です。羨ましい限りです。あの自由奔放さを見るとこちらは、悲しくなってきます。

この侍魂をHPデザイナーやHP作りを講義している面々はどう思うでしょうか。彼らは、HPづくりの常道ではないこれらの表現力に赤面し、さぞかし悔しい思いを抱くに違いありません。

しかし一方で私は、こんなに先行者嘲笑して大丈夫なのだろうかと心配してしまいます。何しろ中国は今教科書問題で怒っている国です。本当に大丈夫なのか?と年寄りは考えてしまいます。

ひょっとして、怒り狂った中国は、先行者を密かに派遣してくるかもしれません。

「オマエニニンムヲアタエル、オマエヲブジョクシタニホンノサイタマニスムオトコヲ、キャノンホウデセンメツセヨ!」

と任務を受け本物のヒットマンとなってやって来るかもしれません。キャノン砲を推力としながら、太平洋や日本海を潜行し、あるいは鉄腕アトムの如く空を飛びやって来るかもしれません。

私も先行者についてあれやこれや述べると

「ツイデニトウキョウニスムケンゾウ30モヤッツケロ!」

とあおりを食う言うことになりかねません。よって程々にします。
でも、まあ中国といえば4000年の歴史の大国です。そう簡単に腹を立てることもありますまい。たかが島国日本のたわごとと思うに違いありません。

しかし、もしかして、ひょっとして、先行者がヒットマンとなってやって来た場合は、侍魂のあり方に賛意を示す我々は、体を張って?断固守ろうではありませんか。

ついに、侍魂がYahoo!に登録されたようです。おめでとうございます。今後は、正当に評価され紹介される事を祈ります。

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