気まぐれ随想

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  3月〜5月(01年)

エクセルの道(01/5/7) おお!ADSL《2》(01/4/8)
  おお!ADSL《1》(01/3/25) 10GHzへの足がかり(01/3/12)

 

エクセルの道

2001年5月7日

このHPをはじめてもう1年半が過ぎようとしています。掲示板やメールでHPを作る大変さについて尋ねられる事があります。確かに、大変で、時としてこころ弱くも引き返したくなる事があります。
今回は、このHP作りをはじめたいきさつ等について少し書こうと思います。

HPを作り始めた動機などは、プロフィールに書いたとおりですが、詳しくはHPを作ろうと思い立った時、私にできるものはエクセルしかなかったからです。少しでもエクセルの面白さを伝えられればと始めたわけです。しかし、初心者の方には、エクセルの何が面白いのかわからないかもしれません。
エクセルは、ワープロソフトなどとは少し異なり、条件付き書式や関数をうまく組み合わせれば処理を自動化できます。単に表を作り、簡単な数式を埋め込み、データを入れるだけではワープロソフトの延長ですが、そこから発展して、条件付き書式や関数をうまく組み合わせれば、ある程度処理を自動化できるのです。私は、まるでパズルを解くようなこうした仕掛けが面白くて、はまってしまいました。

HPを作った動機は、もう一つあります。HPを作ろうとした時、ネットで初心者向けのエクセルのページを探したのですが、これがあまり見つからなかったのです。ヒットしたのは、パソコンスクールの案内とVBA中心のサイトばかり。私は、インターネットは一面において百科事典だと思っていたので、検索しても目的のものが見つからない事にがっかりしました。やはり自分で作るしかないと思ったのです。

こんな事が動機となって、たいした構想も無くHPを作りをはじめました。はじめは、ちょっとしたヒントや作品紹介、ミステリーで初心者の刺激になればと思っていました。基礎コーナのような詳しい解説は、やるつもりは無かったのです。ところが、やはりそれなりの解説をしなければ、初心者にわかりづらいのではと思い直し、基礎コーナを作て見ました。するとこれが訪問者からいろいろと良い反応があって、続けているうちに現在に至りました。基礎コーナは、まだ3分の2ほどの完成度ですが、道を引き返さないで続ける予定です。

それにしてもエクセルは、なかなか奥の深いアプリケーションです。私もまだまだエクセルの道半ばの人間です。基礎コーナを解説していて、ごく初歩的な機能に気がついた事もあります。また、これはできないと思っていた事の中に、ヘルプを読んでいて、できることに気がついたと言うものもあります。あまりこんな事を書くと、このHP自体が信用されなくなりますが…。ですから、HPをつくる事は、自分自身が改めてエクセルを勉強しているようなものなのです。

◆ ◆ ◆

さて、ついにOffice XPが正式発表されました。まもなく発売されます。エクセルもパッケージの一つとして当然新しくなります。どう変わったのか興味が湧いてきます。雑誌などで紹介記事を読むと、関数入力機能の強化などが行われ、より使いやすくなっているようです。しかし、不安定な経済状況の中で、どれだけの企業や個人がバージョンアップするのでしょうか?エクセル97、2000にしても一体何人の人が使っているのでしょうか?相当の数のエクセルがPCの中で眠っているはずです。また、PCの利用者が増えていると言っても、ファミリーユザーの場合、Officeはほとんど使う事はないのです。
バージョンアップも必要でしょうが、マイクロソフトのHPでわかりやすい初心者向けの無料講座でも開き、利用者の底辺を拡大する事も大事ではないでしょうか。

さてさて、タイトルに「道」などと大げさな表現をしましたが、これからエクセルを勉強される方は、気軽に取り組んで欲しいものです。エクセルを覚えれば、大変広い分野をカバーできます。一つ一つの基本を大事に取り組んでください。
他のいろいろな「道」と同じく、エクセルにも道があるとすれば、投げ出さないで少し忍耐を心がけて取り組むことです。忍耐こそ力です。

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おお!ADSL《2》

2001年4月8日

おお!ADSL《1》の続きです。

あれ!あれ!…本当に繋がらないのです。ちゃんとADSLモデムとPCはLANケーブルで結ばれているし、繋がっている事を確認するモデム側のランプも点灯しています。あとは、モデムの設定をするだけなのです。その為には、PCからモデムへ付属FDのデータを送らなければならないのです。
ひょっとして、LANカードのドライバーのインストールを間違ったのか?いや、正常にインストールしたはずだ…。などといろいろ考えている内に、ふと気がつくともう午前一時近いではありませんか。……ここから冷静に考え直す事にしました。

ADSLモデムの設定マニュアルをもう一度読む事にしました。もともと、マニュアルらしきものが2つあるのです。私は、「スタートアップガイド」と書かれた方で設定していたのですが、どうも違うようなのです。確かに、このスタートアップガイドには、もう一つの「利用の手引き」は、読まなくても良い、スタートアップガイド通り設定すればネットに接続できると書いてあるのです。これを信用していたのですが、どうもここが怪しいのです。

◆ ◆ ◆

かなり斜め読みでしたが、「利用の手引き」を読んでみました。するとすぐに、PC側の設定をまずしなければいけない事に気がつきました。あたりまえと言えば、あたりまえ。実は、付属FDですべて自動的に行うのかと思っていたのです。TCP/IPの設定が必要なのです。「スタートアップガイド」には、PCの設定など何処にも出てこないのです。一言ぐらい書いてあってもいいはずですが…ぶつぶつ言いながらTCP/IPの設定を行いました。


TCP/IPの設定は、コントロールパネルのネットワークで行います。詳しい設定方法は、省略します(実はあまり良く解っていない。)が、ここでもトラブル発生でした。
IPアドレスが、どうしてもマニュアルに書いてある数値にならないのです。何度試みても駄目なのです。ADSLモデムは工場出荷時に、マニュアルに書いてあるIPアドレスが割り当てられているはずなのですが、私の場合この設定がされていないようなのです。事前連絡も何も無く、突然モデムが送られてきたことに関係がありそうなのですが…。

一時作業を止めようと思いました。しかし、諦めるわけにはいきません。ダイアルアップで@niftyのHPを隅々まで見てみました。すると、リンクの深いところにちゃんと解説図付きで設定方法が載っているではありませんか。モデムを初期状態から設定する方法と言うのがあったのです。
何だ、何だ!はじめからこれに気がつけば…。腹立たしい気分やいろいろと複雑な思いを交差させながら、ともあれこれで一件落着…。
と思いきや、まだ忘れ物がありました。
IEのアイコンをダブルクリックすると「ダイアルアップのダイアログボックス」が立ち上がるのです。これでは、ADSLモデムに繋がりません。慌ててIEの接続タブの内容を変更しました。ダイアルアップを止めました。

これでやっとADSLモデムとPCが繋がったのです。
モデムへ付属FDのデータを送り設定完了。今度こそすべて完了です。バンザイです。一時はどうなるかと思ったのですが、すべて設定完了です。
時計を見ると、何と午前4時を過ぎています。徹夜の作業になってしまいました。

IEのアイコンをダブルクリックすると自動的にネットに繋がります。今まで重量サイトだと思っていたページへアクセスしてみると、まるでハードディスク内のデータように素早く表示されます。56Kbps接続から見ると夢のような速さです。

回線提供会社のeAccessや@niftyへは、少々文句を言いたい所ですが、内省的なKENZO30は、以下の教訓を自分自身に与え、すべてを自分の責として納得する事にしました。

新しい事をはじめる場合は、充分な下調べをする事。

以上がADSL導入のレポート?ですが、ADSLの使用感想や実際のダウンロードスピードなど、たくさん書くことがあります。またの機会に書きたいと思います。

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おお!ADSL《1》

2001年3月25日

ついにADSLを導入しました。  \(^o^)/   \(^o^)/
ええっ!ADSLて何だ?と思っている方!遅れていますよ。
ADSLとは、既存のアナログ回線(メタル線)を使い高速インターネットを実現するもの。ADSLモデムを使います。ええっ!モデム?モデムって遅いのではと思っているあなた!遅くありません。理論値ですが、なんと下りで1.5Mbps、上りで560Kbpsのスピードがあるのです。ISDN64Kbpsの約20倍〜25倍ものスピードです。実際に3〜4MのMP3をダウンロードすると30〜40秒です。(56Kbpsモデムで20分位)

導入以来、実に快適なインターネットライフを送っています。まだ、対象地域は限られていますが光ファイバー化が実現されるまでの主役になるはずです。

(左図、ADSL解説図は、niftyのADSLコーナより借用)

では、導入レポートを書いてみようと思います。
これまで私は、PC内臓の56Kbpsモデムを使っていました。ISDNへの移行を何度も考えたのですが、ADSLがいずれ広まると思って、じっと我慢をしていたのです。
いよいよ、昨年暮れくらいから私の住んでいるところも対象地域となり、検討を始めました。ところが、接続するには、電話局内部と、設置側の両方で専門家による工事が必要だとのこと。賃貸の集合住宅に住んでいる関係で、何だかめんどくさく躊躇していると、今年の2月以降は、ADSLモデムを店頭で購入し、設置側の工事を自分でできるようになるとの情報を得ました。よっし、これだ!と思ってしばらく待つ事にしました。

◆ ◆ ◆

2月に入って、PC店に足を運んで見ました。私の頭の中では、2月になれば○○○○カメラや、サクラ○などの店頭では、はっぴ姿のハチマキをしたお兄さんが、「ADSLモデムだよ!」と叫んで売っていて、そこは黒山の人だかりになっているはずでした。でもそんな光景は何処にもありません。店内には、ADSLモデムなど何処にも売っていないのです。並んでいるのはISDNの接続機器ばかり。いったい、我がADSLモデムは何処へいってしまったのでしょうか?
たいした情報も得ず足を運んだ私が悪いのですが、実は、PC雑誌やネットで調べると、ADSLモデムの店頭販売(切り売り)は、法的には2月から可能であっても、実際には回線提供会社との調整が必要なため、夏ごろから開始されると言うのが真相でした…。

さて、このまま待っているわけにはいきません。何としても早いネットをやりたいのです。集合住宅なので接続できるかどうか半信半疑でしたが、3月3日に思い切って@niftyのADSLコーナより、eAccessの接続を申し込みました。eAccessのADSLには、USBとルータタイプの2つがあり、また自宅工事を自分で行う選択ができるようになっています。ルータのほうが電話が使える事、複数のPCが使えることなどからルータタイプを選択し、工事も自分で行うようにしました。
申し込み後、すぐにniftyからメールが届き、受付番号と電話番号を入力すれば現在の進捗状況がわかるページの案内が書いてありました。また一週間後には、eAccessからもメールが届き、内容はイマイチわかりずらいものでしたが、NTTへの回線適合判定の依頼と局工事について書いてありました。
メールやniftyのADSLのページでは、7日から14日位で回線の適合が判定されるとの案内でしたので、じっと待つ事に。

◆ ◆ ◆

しかし、申込みから10日が過ぎても判定結果の連絡がありません。回線の判定なんてすぐに判るのではと思いながら、たぶん駄目なのではと諦めかけていると、3月16日の夜、eAccessから突然宅配便でADSLモデムのセットが送られて来たのです。前もって何の連絡も無く送られてきたので、これには驚きました。回線の適合判定は終わったのだろうか?不安になってniftyの進捗状況を確認するページへアクセスしてみました。すると、昼間見たときには、何の情報も入っていなかったのに、回線は適合し、20日開通予定と載っているではありませんか。何だか狐につままれたような感じです。しかしついに、バンザイです。OKなのです。
次の日になって、eAccessから回線の適合結果とモデムのセットを送るとの手紙が届きました…。順序がすべて逆だよ!と思ったのですが…。まあ、開通さえできればと思い直しました。

(18日の日曜日、PC店へ。サクラ○でLANカードとケーブルを、はっぴ姿になっているはずであった店員さんを呼んで「ADSLはこれで大丈夫だよね」と言いながら、うれしそうに買う。)

そして、19日の午後11時過ぎから、ADSLモデムのセットを開始しました。20日開通予定と言う事は、午前零時をもって20日なのだから、当然零時よりつながるだろうと思って開始したのです。
(いったい何時から接続可能なのか、なんら詳しい情報も無く不親切でした。)
当初は専門家でなければできなかった工事です。難しいのかと思いきや何の事はない、ただ配線するだけの簡単なものです。電気製品をコンセントにつなぐようなものでした。なぜこれが専門家による工事が必要だったのでしょうか?わかりません。子供にだって充分に可能です。
モデムといっしょに送られてきたマニュアル通り設置するのに15分くらいかかったでしょうか。モデムのランプも正常に点いています。
さあーあとは、付属のFDでモデムの設定をすれば、零時よりいよいよ高速インターネットだ!と胸の高鳴りを感じながらPCとモデムの接続を確認するのですが、あれ、あれ、?……。配線はできているのに、あれ、あれ、……??。PCとモデムが繋がりません。
ここからが、大変でした。もう、零時なのに、あれ、あれ、どうして…?。

この続きは、次回へ。おお!ADSL《2》へ続きます。

 

次回また読むのも大変でしょうから、ADSLを使っての感想だけを簡単に書きます。まず、対象地域の方は、ぜひ導入すべきだと思います。何しろ、どんな重いページもほとんどストレス無く見られるのですから。これまで、あまり重いページは敬遠していましたが、スイスイと見られます。まだ、慣れないせいで重いページは敬遠する癖が直っていませんが。
ストリーミング再生も思っていた以上に快適です。テレビ並とまではいきませんが、かなり近づいています。まだ、ブロードバンドに対応したコンテンツが少ないのが残念です。200Kbpsを超えればかなりの画質で見ることができます。(RealPlayer8の設定は要変更。MediaPlayer7は非変更でOK。)
スピードは、理論値で下り1.5Mbpsですが、これはでません。私の場合で800〜900Kbps位でしょうか。電話局までの距離や回線の質に影響されるようです。また、Win98より2000の方がスピードが出るようです。
とにかくネットサーフィンは樂々快適です。

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10GHzへの足がかり

2001年3月12日

CPUの未来について書くのは、これで3回目になります。
最近のニュースによれば、10GHzのCPUを製造する基本技術が大きな足がかりを得たようです。

1997年からインテルを始めとするチップメーカは、次世代製造技術を開発するために、共同開発会社「Extreme Ultraviolet LLC」を作って研究していました。それがついに超紫外線(EUV)リソグラフィプロセスを使用したチップ製造装置の試作機を作ったのです。この新しい製造装置では、ついに10GHzのCPUを作る事も可能だと言うのです。今後数カ月かけて試作機をテストした後、シリコンウエハー上にイメージのプリントを行うようです。
リソグラフィの仕組みは、フォトリソグラフィの写真撮影とほぼ同じで、回路のイメージをシリコンウエハー上に印刷するのに使用されるものです。

今チップの製造に使われているリソグラフィ技法は、遠紫外線を使ったものです。これで現在は、回路幅0.13ミクロン(マイクロメートル)のチップの製造を進めています。しかし遠紫外線では、0.10ミクロン(マイクロメートル)で壁に突きあたり、2004年か2005年に限界に達するとされています。
リソグラフィ技術では、チップの回路幅を小さくすればするほど、使用する光の波長を短くする必要があるらしいのです。現在の遠紫外線リソグフラフィで使用する波長は240ナノメートルですが、回路幅を0.10マイクロメートルより小さくするには、この波長をより短くする必要があったのです。
超紫外線(EUV)の波長は、遠紫外線よりずっと短いため、回路幅をより小さくする事が可能になるのです。実験では、0.03ミクロン(マイクロメートル)まで最小化できるといいます。驚くべき数字です。

では、10GHzのCPUは、いつ頃製造可能なのでしょうか。このプロジェクトのリーダは、2005年には実用化されると言っています。ついにスパーコンピュータに匹敵する、夢のようなPCを手にする事が現実のものになろうとしているのです。わくわくするではありませんか。

でも、何に使いましょうか?今何に使うのか考えても想像もできません。現在のOSやアプリケーションをベースに考えると何に使うべきかわからなくなります。OSやアプリケーションも同時に進歩しなければ無用の長物になりかねません。むしろこちらの進歩の方が大事なのではないでしょうか?また、インターフェースも重要になると思います。相変わらずキーボードとマウスで動かすなんて事のないようにして欲しいものです。キーボードとマウスで10GHzのPCを操作するのは、何か悲しい気分になります。

新しいOS(バグの無い)、アプリケーション(バグの無い)、インタフェース(より使いやすい)こそが10GHzのPCを動かす鍵になるのではないでしょうか。

過去の記載 ⇒ 20年後のCPUと社会(10/7)  CPUの未来は?(6/18)

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