気まぐれ随想

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  4月〜6月(2000年)

バグ(bug、虫)(6/25) CPUの未来は?(6/18)
新宿西口を覗く(6/11) 鮨屋でエクセルを学ぶ?(6/1)
事件から…(5/20) エクセル、PC雑感(4/23)

 

バグ(bug、虫)

2000/6/25       

バグ、プログラム上の誤り。2000年問題は、歴史に残る大きなバグでした。バグは、コンピュータにつきものです。大なり小なりOSからアプリケーションまでバグのないものは存在しないかもしれません。問題は許される範囲かそうでないかと言うところでしょうか。2000問題は許されない問題でしたので修正されましたが、許されるもの(通常の使用では表面化しないもの)は、すべてのコンピュータにあるのではないでしょうか。Office2000ーSR1は、アップデートとなっていますが、要はほとんどバグの修正です。

ではなぜバグは起こるのでしょうか。一言で言えばプログラムを組むことは人知を越えた作業なのかもしれません。人知では計り知れないところで起こるミス。人知が及ばないミスと言えるのではないでしょうか。何しろ基本は、一種の職人技です。優秀なプログラマーであってもやはり人間ですから、どこかにミスが潜むことになるのでしょう。比較になりませんが、我々がちょっとした文章を打つときもついうっかりミスってしまいますが、少し似ているかもしれません。しかし、世の中は色んな製造物、テレビ、車、etcで溢れていますが、問題を抱えたまま(バグ)発売される製品と言うのも変な気がします。プログラムにだけ許される特権と言うべきで、バグのないものを作る事が不可能に近いのかもしれません。

さて、PCで怖いのは以上のプログラムのバグ(虫)だけではありません。実は実際の虫も怖いのです。えっえっ?…と思っているあなた。あなたのPCは大丈夫ですか? 夜な夜なあなたが寝静まったあとで、この虫はあなたのPCを住処として動き回っているかもしれません。
虫の正体を見る       くれぐれもご注意を!

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CPUの未来は?

2000/6/18

ネットでニュースを見ていると、いろんな興味深い事にぶつかります。
その中から一つ。
先日、アメリカで未来のコンピュータを占うイベントが行われたと言うニュースがありました。現在の2進数のコンピュータはいずれ限界に達し、新しいコンピュータが生まれると言うものです。

半導体の「ムーアの法則」を知っているでしょうか。これは、あのCPUメーカ、インテルの創設者の一人、ゴードン・ムーアが唱えた「半導体の性能と集積は、18ヶ月〜24ヶ月ごとに2倍になる。」と言う法則です。これまで確かにインテルは、この言葉どおりの性能アップを繰り返してきました。集積回路のトランジスタ数は、1965年に65個だったものが、現在のペンティアムVでは280万個にもなっているそうです。しかしこの性能アップもある研究者やエンジニアには限界が見えていて、二つの理由からムーアの法則は崩壊すると予言しています。

◆ ◆ ◆

一つは物理学的な理由。これまでCPUは、エッチングサイズをどんどん小さくすること(ペンティアムVで0.18ミクロン)で回路を複雑化し、性能アップを図って来ましたが、この方法はいずれ物理学的な限界に達すると言うもの。(原子サイズになると、量子力学の法則からチップが成り立たなくなる。)
もう一つは経済的な理由。より複雑で高性能なCPUを作るには、新しい工場建設が必要で、これには数十億ドルの建設費が掛かり、いずれ経済的に行き詰まると言うものです。

そこで現在、未来のコンピュータの頭脳として研究されているものの中で、次の三つがかなり実用性が高いらしい?。10年以内にかなり進展するのではと期待されているようです。

  • DNAコンピューティング
    これはDNA配列をコンピュータテープのように使うもの。1か0かと言う2進数の変わりに4つの核酸を使う事から、実現されれば相当のスピードで動くと想像される。

  • 分子コンピューティング
    これを研究している大学の研究者らは、すでに分子をトランジスタとして使う基礎を示したらしい。これによりチップは数十億、あるいは数兆ものスイッチやコンポーネントを持てるようになるかもしれない。

  • 量子コンピューティング
    これは、「オン(1)」と「オフ(0)」の二進数を超えて、同時に1と0の両方の、第三の状態を示すことができるものを作ろうと言うものらしい。

ちろんこれらの高度な技術はまだ研究所のレベルを脱していないからなんだか???です。しかし、実現されれば人間生活に決定的な影響を及ぼす、超高速コンピューティングの世界が開けるかもしれないのです。

そこでKENZO30は、未来に以上のような超高速のコンピュータが完成したとして、現在20世紀のPCはいかなる価値があるのか考えてみました。もちろんペンティアムV1GHzであっても2GHzであってもスピードで太刀打ちできるわけはありません。要は、骨董品的な価値が生まれるかどうかです。きっと未来には、PC歴史博物館のような物だってできるに違いありません。そうすると、PC鑑定士だっているに違いありません。

では、どういったPCが価値ある骨董品になるでしょうか?。
エラー切手というのをご存知でしょうか。そうあれです。製造段階でできたエラーは高値がつくのです。と言うことは、あなたのそのPC、液晶に10個もドットが欠けているそれ、きっとPC鑑定士も高値をつけずにいられないでしょう。
また、2000年問題無修正のPCと言うのはどうでしょう。みんな何らかの修正をしてしまいましたが、これが無修正で、あっちこっちエラーを起こすとすれば、もうこれは高嶺の花かもしれません。手に入れたマニアは泣いて喜ぶに違いありません。
さらに、あなたのパソコンに入っているそのトランプゲーム。これも価値が出るかもしれません。未来には、相当バーチャルなゲームになっているでしょうから、こんな古典的ゲームがマニアの間で取引される可能性があるのです?。

KENZO30の法則 「2進数のPCは未来において、骨董品的価値が出る。家宝とせよ。」

信じるか信じないかは、あなたの自由です。
(関連ページ「20年後のCPUと社会」、「10GHzへの足がかり」参照)

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新宿西口を覗く

2000/6/11

丸い緑の山手線、真中通るは中央線、新宿西口駅の前、カメラはヨ○○○カメラ。らんらんらん…。
ちよっと古いかna?
昨日、新宿へ出かけました。
そこは、カメラ店と言うよりも、もはやPC専門店。マルチメディア館と名のついた建物には人があふれていました。
一体何が人気かなと思って店内を一巡すると、携帯電話、デジタルカメラ、プリンター、PC、などは黒山の人だかり状態で近づいて触ることが難しい程。
何か買う目的ではないので、ただふらふらしてみました。

◆ ◆ ◆

PCの夏モデルもほぼ出揃いました。スペックは驚くほどアップです。ノートでもCPUはペンティアムVがあたりまえのようになりつつあります。ハードディスクも10GB以上があたりまえのようです。
ただ、Officeなどのビジネスソフトはプレインストールされているものは少なくなっています。老舗のPCメーカくらいでしょうか。それも必要に応じて自分でインストールするようになっています。
PCは、もはやインタネットや画像の加工などが主体です。確かに、家庭でOfficeのアプリケーションを使う必要はあまりないかもしれません。
こうした事実は以前から知っていましたが、改めて認識すると「エクセル好き」のKENZO30は、何か悲しくなってきたのでした。そのうち「エクセル」の名前を知らない人がどんどん増えることでしょう。

エクセル!。エクセル! …。シェ-ン! カムバック…。エクセル カムバック。

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鮨屋でエクセルを学ぶ?

2000/6/1

先日、昼食で時々利用する鮨屋で、こんな事がありました。
私がランチメニューを食べていると、カウンターのお客さん A が急に
「親父さん、パソコンはもうマスターしたかね?」と聞いた。
主人である親父さんは
「えー、あんなもの全部覚えるなんて無理だよ。娘とメールのやり取りするのとインタネットを少しやるだけだよ。」と答えた。

親父さんはもう六十歳くらいの結構な年配者である。私が年配なのにメールをやったりするんだと感心していると、鮨を握っていた三十半ば位の従業員の兄さんが、壁に掛かっているお品書きを指しながら
「これ、エクセルで作ったんですよ」と誇らしげに言った。
えー? と私が驚いていると空かさず A が
「何でそれをエクセルで作るんだい」と私が思ったことと同じ事を聞いた。

お品書きは、「車海老 250円」と言ったものが縦に二行で、黄色の紙に黒字でプリントされたものである。今日の「お奨め品」のお品書きであろう。4〜5枚は掛かっている。
すると兄さんは
「エクセルは縦書きが易しいんですよ。娘の○○チャンがお品書きを作れるように、あらかじめ用意してあるんですよ。」と言った。

それを聞いた私は、エクセルの縦書きが易しい???。確かにエクセルは、書式設定で縦書きもできるが、ワープロソフトの方が易しいはずだが???。ムムム…ひょっとしてそれは、セルに一字づつ縦に入力しているのでは???。聞く勇気をもたない私は黙ていたのですが…。

こんな会話を聞いて、カウンターで昼間から羨ましくビールを飲んでいたかなり年配のお客さん B が
「そんなもの手書きで作れ!」と怒ったように言た。
パソコンで作ったものが気に入らないらしい。文明の利器が気に入らないと言った風であった。
慌てた兄さんが
「いや、親父さんは、字が下手でお客さんが読めないんですよ。」と答えた。
B は、納得したのかどうか分からないが、ぶつぶつ言いながらビールをあおっていた。

店本来のお品書きは、板で一枚づつ作った立派なものが掛かっているのである。その上にエクセルで作ったお品書きがひらひらと掛けてある。
B は、何か違和感を感じて怒っていたのかもしれない。
確かに私にも何か違和感がと思うと確かに違和感があるのだ。それをエクセルで縦書きで作ったと思うとよけい違和感が…。

こんな会話の中で黙々と鮨を食った私の頭の中には、いろいろな思考が回転寿司でもないのにぐるぐる回っていました。
( もしも、セルに一字づつ縦書で入力しているとしたら……まあそれも立派な使い方かも? ひょっとしてそれを作った娘の○○チャンは、エクセルの達人かも? 巷では、私が知らない内に、エクセルの縦書きが流行っているのかもしれない?…)

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事件から…

2000/5/20

今年のゴールデンウイークは、バスジャックや「I LOVE YOU」ウイルスなどいろんな事件がありました。バスジャックは、連休中一番の大事件でした。連休明けには、犯人の少年がインタネットの掲示板に、犯行声明のようなものを残していたことが明らかになりました。また、犯人は、インターネット好きで一日中部屋に引きこもり、インターネットをやっていたことも報じられました。「I LOVE YOU」ウイルスもその被害の大きさが話題でした。

◆ ◆ ◆

こうしたことから、PCやネットについて知識のない人は、PCあるいはインターネット即「悪」のイメージを持ったようです。私の知人の中には親切に?PCに凝らないほうがいいとか、インターネットはあまりやらないほうがいいとか忠告してくれる人もいます。そう言われても返事のしようがなく、ただ愛想笑いをするだけなのですが。

インターネットが全く問題のないものとは思いませんが、ネット即「悪」のイメージでは悲しすぎます。テレビ等のマスコミがインターネットの悪い部分を強調して報じるため、知識のない人はすぐに悪いものだと思い込むようです。使い方によっては、こんなに便利で面白いものはないと思うのですが。特に年配者には、PCやネットのカラクリが理解できないのか誤解している人も多いようです。正しい知識を持って欲しいものです。

世の中何事も使う人間の側の問題ですから、PC、ネットの正しい愛好者たるKENZO30は、益々のめり込もうと思っています。

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エクセル、PC雑感

2000/4/23

Excelを勉強されている方は、すでにお解りかと思いますが、一つのことを実行するのに幾つもの方法があります。
たとえば、書式設定をする場合、ツールバーのボタン類で行ったり、メニューバーの書式から行ったり、あるいは、右クリックによるショートカットメニューから行ったりと幾つもの方法があります。
開発する側からみれば、より便利に操作できるよう考えているのでしょうが、使う側からみれば何でこんなに幾つもの方法があるのか疑問に思ったりします。

こう思うのは私だけでしょうか?ある程度操作に慣れて、そのカラクリが理解できれば利便性の恩恵を受けることが出来るのですが、初心者は戸惑うことが多いと思います。まあ、このことは、他のアプリケーションやWindows自体も一つのことを行うのに幾つものルートがあるわけですから、ここで苦情めいたことを言ってもしょうがないのですが。でも、このことが初心者にとってパソコン自体への取り付きを悪くしているのではと思います。もっとシンプルに、使いやすい機能のみで構成することは出来ないものでしょうか。

◆ ◆ ◆

さて、最近のPC関係の進歩の早さには、驚かされてしまいます。CPUは、1GHzのものが発売されましたし、実験では、1.5GHzのものも作られているようです。ハードディスクもつい数年前、1GB台であったのに20GBのものが最近は搭載されています。さらに30、40GBを搭載したパソコンもでてくるでしょう。開発メーカさんは、一体我々を何処に連れて行こうとしているのでしょうか?高性能CPUの先には、何か夢のようなすばらしい世界があるのでしょうか?

願わくば、あっと驚くすばらしい世界が来て欲しいものです。しかし、過去の歴史が証明しているように、技術の進歩は戦争と無関係ではありません。ミサイルや、その他の兵器にこれらの進歩は、間違いなく使われることでしょう。この時代に生きている我々はよくよく監視していきたいものです。(ちょっと、話が硬いなあ!…反省。)

最近は、また、家電製品とインターネットやPCとテレビの合体などいろんな試みが行われています。21世紀は、デジタル世紀であることは間違いありません。かって、テレビによって生活が一変した以上に、デジタル化社会は我々の生活を大きく変えることと思います。これから社会はどのように進歩し、変化するのか?若い人もお年よりもこの時代に生きる全員が行く先を見ながら、時には監視する目をもちながら生きて行く必要があると思います。

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