Excel (エクセル) 学習室 / KENZO30


エクセル中級 仮番4

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   中 級 仮番 4(暫定番号)

Excelの基礎

  情報関数(IS関数)
  情報関数(ISEVEN、ISODD関数)

 

 

情報関数(IS関数)

情報関数は、セルに入力されているデータの種類を判断したり、セルそのものの情報を知るための関数です。アドイン関数を含め18種類あります。ただし、Excel2000のヘルプでは、統計関数のCOUNTBLANK関数を情報関数の項で解説していて、19種類になっています。
(「関数の貼り付け」ダイアログボックスに表示されるのは18種類です。この辺の事情は、不明)

 

IS関数

「関数の貼り付け」ダイアログボックスの情報関数を見ると、関数名の頭に「IS」が付くものが、全部で11種類確認できます。
市販のマニュアル本では、「IS」が付くことから、この11種類すべてを「IS関数」と呼んでいるものもありますが、Excel2000のヘルプでは、このうちISEVENとISODD関数を除く9種類を「IS関数」として解説しています。
ここではヘルプに従って9種類を「IS関数」として解説します。種類は下記の表のとおりです。

IS関数は、セルの値や参照タイプを調べるためのもので、戻り値はすべて理論値の「TRUE」か「FALSE」が返されます。従って、一般的にIF関数と組み合わせて使うことが多い関数です。書式も共通して表すことができます。

書式で表すと、IS関数(テストの対象)となります。
引数のテストの対象とは、テストするデータのことで、空白セル、エラー値、論理値、文字列、数値、セル参照または対象となるデータを参照する名前を指定します。

IS関数の種類と機能

関   数   名

摘             要

ISBLANK

対象のセルが空白のときTRUEを返す。

ISERR

対象のセルが#N/A を除くエラー値のときTRUEを返す。

ISERROR

対象のセルが任意のエラー値 (#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM !、#NAME? または #NULL! のいずれか) のときTRUEを返す。

ISLOGICAL

対象のセルが論理値のときTRUEを返す。

ISNA

対象のセルがエラー値 #N/A  のときTRUEを返す。

ISNONTEXT

対象のセルが文字列でないときTRUEを返す。 (空白セルのときもTRUEになるので要注意)

ISNUMBER

対象のセルが数値のときTRUEを返す。

ISREF

対象のセルがセル参照のときTRUEを返す。

ISTEXT

対象のセルが文字列のときTRUEを返す。

逆の場合は、「FALSE」を返します。

 

使用例 1

ISERROR関数で「エラー値」を表示させないようにした例です。よく使われています。

 

AVEREGE、ISERROR、IF関数をネスとさせたものです。

 

上図のような売上高の平均値を求める場合、通常AVERAGE関数を使いますが、参照範囲にデータが未入力であれば、エラー値「#DIV/0!」が返されます。たとえば、=AVERAGE(D3:D7)では、D3:D7にデータが未入力のため「#DIV/0!」が返されます。実務では、あらかじめ数式を組んでおく場合が多く、そのままでは体裁が悪いものです。
そこで、 =IF(ISERROR(AVERAGE(B3:B7)),"",AVERAGE(B3:B7)) としてエラー値を表示させないようにします。
意味は、B3:B7を平均してエラー値が返れば、セルに空白を返し、そうでない場合はB3:B7を平均しなさいとなっています。従って上図では、D8、E8は参照範囲にデータが未入力ですから空白になっています。
ISERROR関数のこのような使い方は、いろいろな場面でよく使われます。しっかり覚えましょう。

上記の式でIF関数の論理式の引数はISERROR(AVERAGE(B3:B7))ですが、A=Bのように右辺と左辺の比較(論理式)になっていません。これは、ISERROR関数が論理値を返す関数なので、そのまま引数として使えるからです。他の関数でも論理値を返すものは、論理式の引数として使えます。

 

使用例 2

ISBLANK関数で「0」を表示させないようにした例です。


実務では、単価×数量で数量が確定しないことはよくあるものです。数量が未入力なら「0」が返されます。
この場合、図のようにIFとISBLANK関数を使えば「0」の表示を防ぐことができます。

これによって、数量が入力されている場合のみ計算させることができます。

なお、この例のような場合は、ISBLANK関数を使わずE3に =IF(D3=""、""、C3*D3)とし、以下にコピーしても同じ結果を求めることができます。

 

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情報関数(ISEVEN、ISODD関数)

ISEVEN、ISODD関数

ISEVEN、ISODD関数もISの付く関数ですが、ヘルプではIS関数に入っていません。
(上段参照)

ISEVEN関数は、対象の数値が偶数のときTRUEを返し、奇数のときFALSEを返します。逆に、ISODD関数は、対象の数値が奇数のときTRUEを返し、偶数のときFALSEを返します。

 

書式で表すと、ISEVEN(数値)ISODD(数値)となります。
引数の数値は、セル参照などで指定できます。引数に整数以外の値を指定すると、小数点以下は切り捨てられ、整数部分が対象となります。また、数値以外の値(文字列など)を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。

 

使用例

下図は、ISEVENとISODDの対象に対する戻り値を比較したものです。


数値に対しては、全く逆の戻り値となっています。文字列に対しては、2つの関数ともにエラー値 #VALUE! を返しています。

整数以外の数字は、整数部分を対照に判断しています。
0」は偶数と判断されます。

この二つの関数は、数式や関数の戻り値が偶数か奇数かを判定するのによく使われます。

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