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エクセル中級 12

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Excelの基礎

  数学/三角関数(TRUNC、INT関数)        
  数学/三角関数(ABS、SIGN関数)

 

 

数学/三角関数(TRUNC、INT関数)

TRUNC関数

TRUNC関数は、数値の小数部を切り捨てて、整数または指定した桁数に変換する関数です。整数または指定した桁数になるよう切り捨てることができます。    
ROUNDDOWN関数や下記のINT関数に似ていますので使われることは少ないようですが、数値を整数化する時には便利です。

書式で表すと、TRUNC(数値, 桁数)となります。

引数の数値は、直接あるいはセル参照などで指定します。桁数は、切り捨て後の桁数を指定します。単純に整数化する時は省略することができます。

 

使用例

 

左図のC3及びC4は、引数の桁数を省略した例です。小数点以下は単純に切り捨てられています。

 

C5は、引数の桁数を「2」で指定したものです。小数点第2位以下が切り捨てられています。

 

 

INT関数

INT関数は、指定した数値を超えない整数を求める関数です。平たく言えば、小数部を切り捨てて整数化する関数です。
上記のTRUNC関数と似ています。異なるのは、負の数値の処理です。TRUNC関数は、負の数値の場合でも単純に切捨てられますが、INT関数では、「指定した数値を超えない整数」が求められます。絶対値の大きい方へ切り捨てられると考えてもよいと思います。(絶対値とは、数値から正(+)負(-)の記号を除いた値のことです。)使用例で確認してください。

書式で表すと、INT(数値)となります。
引数は、そのまま数値やセル参照などで指定できます。

 

使用例

 

INT関数は、上図左側のように正の数値の場合は、そのまま単純に小数点以下が切り捨てられます。負の場合は、指定した数値より小さい方の整数「-8」となっています。
つまり、負「-」の数字の場合は、数字が大きいほど小さい数値となるわけですから「-7」ではなく「-8」となるわけです。少し冷静に考えると理解できるかと思います。(絶対値が大きい方へ切り捨てられるとも考えられます。上図左側のA7「-7.389」の絶対値は「7.389」で、大きい方とは「8」ですから「-8」となるわけです。)
上図右側は、TRUNC関数INT関数の比較をしたものです。処理の違いを理解してください。
INT関数で負の数字を処理する時は注意が必要です。

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数学/三角関数(ABS、SIGN関数)

 

ABS関数

ABS関数は、数値の絶対値を求める関数です。
数学的な絶対値とは、数値から正(+)負(-)の記号を除いた値のことですが、ABS関数で求められるものは、正の数値として戻されます。つまり、負(-)の数値を指定すると正(+)の数値に変換されるわけです。
正(+)の数値の場合は、そのまま正(+)の数値として戻されます。

書式で表すと、ABS(数値)となります。
引数は、そのまま数値やセル参照などで指定できます。

 

使用例

 

左図は、使用例です。
使い方を確認してください。上記で解説したことが読取れると思います。

 

C6とC7は、計算式の例です。数値に4を掛けています。(*4)

 

 

SIGN関数

SIGN関数は、数値が正か負かを調べる関数です。対象の数値が正のとき戻り値は「1」、0 (ゼロ)のときは「0」、負の数のときは「-1」 で返されます。数値の大きさに関係なく、正か負か、あるいは0(ゼロ)かを判定します。

書式で表すと、SIGN(数値)となります。
引数は、そのまま数値やセル参照などで指定します。

 

使用例 1


左図は、それぞれ対象数値が正のとき、負のとき、0のときの例です。
「1」、「-1」、「0」が返されています。

数値の大きさに関係なく、戻り値は「1」、「-1」、「0」のどれかです。

 

使用例 2

上図は、IF関数とのネストの例です。差し引き値から赤字、黒字の判定をしています。IF関数へネスとさせればいろいろな使い方ができます。

 

 

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