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Excelの基礎

   数学/三角関数(SUM、SUMIF関数)       
   数学/三角関数(ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN関数)   

 

 

数学/三角関数(SUM、SUMIF関数)

SUM関数

SUM関数は、標準でツールバーに「オートSUM」ボタンとして配置されていますので、特に解説の必要もないのですが、要点を簡単にまとめておきます。
SUM関数は、引数の合計(数値)を求める関数です

書式は、SUM(数値1,数値2…)です。

引数をセル参照とする場合は、数値だけが計算の対象となり、空白セル、論理値、文字列、エラー値は無視されます。数値に変換可能な文字列は、直接入力すれば、計算の対象になります。
引数は、最大30個まで指定できます。

 

使用例

 

左図の「例 2」は、引数に文字列や空白セルが入っていますが、これらは無視して数値データだけを合計しています。

 

 

下図の例は、引数が4個ある例です。A4セルは「A2:A4」と「A4」で引数として2回参照していますが、問題なく合計できています。

 

 

SUMIF関数

SUMIF関数は、SUMとIF関数を結合したような関数です。指定した条件に一致するセルの値の合計を求めることができます。使い勝手のよい関数です。

書式で表すと、SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)となります。
引数の範囲には、検索の対象とするセル範囲を指定します。検索条件には、セルを特定する条件を、数値、式、文字列で指定します。式および文字列を直接指定する場合は、半角のダブル クォーテーション (") で囲みます。ただし、セル参照とする場合は、必要ありません。合計範囲は、実際に計算の対象とするセル範囲を対象とします。範囲と合計範囲が同じ場合は、省略することができます。

 

使用例 1


左図は、B14セルへ新宿の売上高を求めたものです。
式は、数式バーのとおり、条件の検索範囲を「B2:B10」とし、検索条件をセル参照で「A14」、合計範囲を「D2:D10」と設定しています。

検索条件を直接指定する場合は、半角のダブル クォーテーション (") で囲み"新宿"とします。

 

検索範囲は、「B2:B10」としていますが、「B2:C10」、「B2:D10」でもOKです。検索条件を含む範囲を検索範囲とします。

 

使用例 2


この例は、検索条件を比較演算子で設定したものです。
売上高120以上(>=120)を条件に合計したものです。

検索条件を直接指定する場合は、半角のダブル クォーテーション (") で囲み">=120"とします。

検索範囲合計範囲が、「D2:D10」と同じなので、合計範囲は省略することができます。
なお、検索範囲を「B2:D10」、「C2:D10」とはできません。数値が検索範囲なので、あくまで「D2:D10」とします。

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数学/三角関数(ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN関数)

ROUND関数

ROUND関数は、数値を四捨五入して、指定桁数に変換する関数です。

書式で表すと、ROUND(数値,桁数)となります。
数値は、対象となる数値のことです。桁数は、正の数、0(ゼロ)、負の数で指定します。これらの引数は、直接入力するか、セル参照で入力します。
桁数正の数で指定すると、小数点以下で指定数の桁数になるよう四捨五入され、0(ゼロ)で指定すると、整数表示になるよう小数点以下を四捨五入します。また、負の数で指定すると、整数部で指定数の桁数部を丸めるよう四捨五入されます。

 

使用例 1


左図は、体積の計算結果を丸めるのにROUND関数を使った例です。

図の数式バーの関数式を見てください。引数の桁数は、正の数で「1」となっています。この「1」の意味は、小数点以下第1位で表示するよう、それ以下を四捨五入しなさいと言う意味です。
引数の桁数については、下記の表を参照してください。

指定桁数の違いよる表示例
指定桁数(引数) 124.541の表示

意        味

-2 100 十の位まで(四捨五入)で丸めて表示
-1 120 一の位まで(四捨五入)で丸めて表示
0 125 小数点以下を(四捨五入)し整数表示
1 124.5 小数点第2位以下を(四捨五入)し小数点第1位で表示
2 124.54 小数点第3位以下を(四捨五入)し小数点第2位で表示

※下記のROUNDUP、ROUNDDWNの場合は、(四捨五入)を(切り上げ)及び(切り捨て)に読み替えてください。

 

使用例 2

ROUND関数は、上記のように数値を四捨五入して指定桁数で表示させることができるものですが、実務上では、時として五捨六入六捨七入のように特殊な表示が必要なことがあります。このような場合でも、以下のように工夫するとROUND関数で対応できます。


五捨六入の場合、数式バーの関数式のとおり、対象数値から「0.1」を減じています。
六捨七入であれば「0.2」を減じればいいのです。

これは、雑誌などへ掲載されていた方法ですが、このように関数は、ちょっとした工夫で応用範囲が広がるものです。いろいろ工夫してみてください。なお、五捨六入や六捨七入は、他の関数でも設定可能です。

 

 

ROUNDUP、ROUNDDOWN関数

ROUNDUP関数は、数値を切り上げて、指定桁数に変換する関数です。逆に、ROUNDDOWN関数は、数値を切り捨てて、指定桁数に変換する関数です。

書式で表すと、ROUNDUP(数値,桁数)ROUNDDOWN(数値,桁数)となります。
数値は、対象となる数値のことです。桁数は、正の数、0(ゼロ)、負の数で指定します。これらの引数は、直接入力するか、セル参照で入力します。
桁数を正の数で指定すると、小数点以下で指定数の桁数になるように切り上げ又は切り捨てされ、0(ゼロ)で指定すると、整数表示になるよう小数点以下を切り上げ又は切り捨てます。また、負の数で指定すると、整数部で指定数の桁数部を丸めるよう切り上げ又は切り捨てます。

 

使用例

下図は、ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWNの3つの関数を、指定桁数の違いにより比較したものです。


それぞれの違いや意味を理解してください。

引数の指定桁数は、3つの関数とも同じです。

 

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