Excel (エクセル) 学習室 / KENZO30


エクセル中級 8

中級・特別編トップへ

エクセル学習室 HOME

   中 級 8  

Excelの基礎

  統計関数(MAX、MIN、MAXA、MINA関数)       
  統計関数(LARGE、SMALL、RANK関数)  

 

 

統計関数(MAX、MIN、MAXA、MINA関数)

統計関数は、「中級1」に記載のとおり統計データなどを分析するための関数です。

全部で80種類ありますが、標準設定のままで、すべて使用できます。アドイン関数はありません。
「中級2」で解説した「AVERAGE」関数も統計関数の代表的なものです。

統計関数の中には、統計処理に使う専門的なものも多く含まれていますので、ここでは一般的に使用されるものを取り上げて、要点を解説します。

 

MAX、MIN関数

MAX関数は、引数の最大値を、MIN関数は、最小値を求める(返す)関数です。

書式で表すと、MAX(数値1,数値2,…)MIN(数値1,数値2,…)となります。
引数には、数値データ、セル参照、配列などを指定できます。配列やセル参照で指定した範囲に空白セル、文字列、理論値(TRUE、FALSEなど)等が含まれる場合は無視され、数値データだけが計算の対象になります。引数は、最大30個まで指定できます。

 

使用例

入力方法は、これまでの解説と同じく、「関数の貼付け」ダイアログボックスから目的の関数を選び、表示された数式パレットを使います。(解説図省略。)


左図の使用例では、最高点にMAX関数を最低点にMIN関数を使用しています。
引数には、それぞれのプレヤーの1回目から3回目のスコアを、セル参照で範囲指定しています。

このような表に関数を使う場合、これまでも解説したとおり、まず、佐々木選手の最高点、最低点へ関数式を相対参照で作り、これを横にコピーすると効率的な入力ができます。(B8、B9セルを同時にコピーする。)

 

 

MAXA、MINA関数

MAXA、MINA関数は、MAX、MIN関数と大変良く似た関数です。それぞれ引数の最大値、最小値を求める(返す)関数です。異なる点は、引数に文字列や理論値(TRUE、FALSE)を入れると、数値と同じように比較の対象になる事です。
数値データだけを扱う場合は、MAX、MIN関数を使います。

書式で表すと、MAXA(数値1,数値2,…)MINA(数値1,数値2,…)となり、MAX、MIN関数と同じです。引数の文字列は「0」、TRUEは「1」、FALSEは「0」が返されます。
引数は、最大30個まで指定できます。

 

使用例


左図で、MAX関数とMAXA関数の違いを理解してください。
データ内に、佐々木と言う文字列が含まれていますので、MAX関数は無視していますが、MAXA関数では、他のデータが「マイナス値」なため、文字列の「0」を最大値として返しています。

 

 

先頭へ戻る

 

 

統計関数(LARGE、SMALL、RANK関数)

LARGE、SMALL関数

LARGE関数は、指定範囲の数値データから、指定した順位のデータを大きい方から求める(返す)関数です。SMALL関数は、指定範囲の数値データから、指定した順位のデータを小さい方から求める(返す)関数です。

書式で表すと、LARGE(範囲,順位)SMALL(範囲,順位)となります。
引数の範囲には、データが入力されているセル範囲または配列を指定します。順位には、何番目のデータを抽出するのかを数値で直接またはセル参照で指定します。

 

使用例 1


左図は、LARGE関数の使用例です。
スコア表の、アベレージから第2位のスコアを算出しています。
範囲は、B7からE7を指定し、順位は、A12をセル参照しています。
順位をセル参照にすると、セルの順を変更することで、その順位のデータを求める事ができます。

順位をセル参照にしないで、直接指定すると「=LARGE(B7:E7,2)」となります。
この図の例は、LARGE関数を使っていますが、SMALL関数を使っても使い方は全く同じです。

 

使用例 2

LARGE、SMALL関数の順位は、相対的な順位に基づきます。


左図は、データの中から4番目に大きいデータを求めるものですが、9が1個、8が2個、7が2個あります。
したがって4番目のデータは、7と言う事になります。5番目のデータも、7と言う事になります。

LARGE、SMALL関数の順位に、データの個数以上の順位を指定するとエラーになります。

 


RANK関数

数値データが、範囲の中で何番目の大きさ(小ささ)かの順位を求める(返す)関数です。降順(大きい順)でも昇順(小さい順)でも求める事ができます。

書式で表すと、RANK(数値,範囲,順序)となります。
引数の数値には、順位を求めたい数値を直接またはセル参照で指定します。範囲には、順位を求める範囲をセル参照や数値配列で指定します。順序は、降順(大きい順)の場合は、「0」を指定し、昇順(小さい順)の場合は、「1」または他の値を指定します。なお、降順の「0」は、省略してもOKです。
範囲に、文字列、空白セル、理論値が含まれる場合は無視されます。

 

使用例


左図は、ボウリング大会の順位ですから降順で順位を求めています。
引数の範囲は、アベレージを絶対参照(初級3参照。)で指定しています。これは、コピー操作のためです。

B8セルに、関数式を作り、C8からE8までコピーしています。コピー操作のために数値は相対参照、範囲は絶対参照にしています。この違いを理解してください。
RANK関数では、数値データが重複している場合は、同じ順位となります。

 

 

   先頭へ戻る   

中級・特別編トップへ

Excel(エクセル)学習室 HOME


KENZO30 内容の無断転載は、禁止しています