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エクセル中級 6

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Excelの基礎

  ネスト関数の要点
  関数の修正

 

 

ネスト関数の要点

ネスト関数の階層

中級5の後段で解説したネスト関数は、IF関数の引数にAND関数を使ったものです。このネストのAND関数は、階層(レベル)から見ると2番目のなので、第2階層(レベル)の関数と言います。

AND関数の引数に、さらに関数を使うとその関数は第3階層(レベル)の関数となります。また、AND関数の前に別の関数を使い、引数にAND関数を使えば、AND関数は第3階層(レベル)の関数となります。

 

下記は、AND関数の前に、OR関数を使ったものです。(OR関数は、中級7参照。)
=IF(OR(B10>=800,AND(C3<=B6,C3<=B7,C3<=B8,C3<=B9)),"目標達成","未達成")
この場合、OR関数は第2階層、AND関数は第3階層の関数となります。

Excelでは、7階層までネスト関数を作ることができるようになっています。

階層というのは、使用する関数の個数と間違いやすいのですが、個数ではありません。たとえば、IF関数の場合、論理式、真の場合、偽の場合の引数すべてに関数を入力する事も可能であり、IF関数の直接の引数として入力した関数は、すべて第2階層の関数となります。

 

 

階層とメンテナンス

上述のようにネスト関数の階層は、7階層まで作ることができます。しかし、階層の深い関数は、何の関数だか解りづらくなります。特に、後で修正する必要が生じた場合など、メンテナンスが大変です。自分で意味が理解できる程度までの階層にすべきです。かっこ良く見せようとして、階層を深くするのはいいことではありません。せいぜい理解しやすいのは、3〜4階層位までではないでしょうか。
ネスト関数を作ることは、頭の体操にはいいのですが、後々のメンテナンスが大変である事を覚えておきましょう。

ネスト関数は、分解すると普通の関数の集まりです。ネストによって連携させているのです。ですから、ネストさせなくても同じ答えを求める事ができます。


左図は、中級5で解説したIFとAND関数のネストに使った表で、ネストさせずに同じ答えを求めたものです。
一度、E6セルへ、AND関数で判定させ、これをIF関数で処理させています。

ネストせずにこのように、処理させても間違いではありません。

上図の単純な例では、ネストさせたほうが解りやすいですが、深い階層のものは、ある程度分解させた方が解りやすい事を覚えておいてください。

 

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関数の修正

関数の修正

作成した関数は、時として修正が必要になります。通常の関数でもネスト関数でも修正はほぼ同じ操作ですが、ネスト関数の場合は、少しコツが必要です。
関数を修正するには、2つの方法があります。

数式バーで修正


図のように数式バーへ直接カーソルを入れ、必要個所を修正します。
方向キーでカーソルを動かし、DeleteキーBackキーで修正箇所を消去して、修正します。

数式バーへカーソルを入れると、ワークシートのセル参照部分は、色つきの枠で囲まれ、数式バーはセル参照部分のフォント色が変化して、セル参照を確認しやすいようになっています。
ネスト関数の場合でも操作は同じです。

 

数式パレットで修正

入力時に使用した数式パレットを表示させると、引数を修正する事ができます。
数式パレットを表示させるには、ネスト関数でないもの、ネスト関数でも、第一レベルの関数の場合は、数式バーの「=」記号をクリックします。
ネスト関数の第2レベル以下の関数の場合は、数式バー内の表示させたい関数式をクリックしてから、数式バーの「=」記号をクリックします。

下図は、上図のAND関数の数式パレットを表示させたものです。


修正したい入力ボックスへクリックでカーソルを入れます。

方向キーでカーソルを動かし、DeleteキーBackキーで修正箇所を消去して、修正します。

数式パレットを表示させたとき、数式バーの関数式は、下図のように太字に変化します。

 

 

 

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