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エクセル中級 5

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Excelの基礎

  論理関数(AND関数)
  ネスト関数(IF・AND関数)

 

 

論理関数(AND関数)

AND関数

AND関数は、複数の論理式(条件)が、(TRUE)か(FALSE)かを判定する関数です。


入力したすべての論理式が真のとき(条件を満たしているとき)は、TRUEを返し、論理式の1つでも偽のとき(条件と異なるとき)は、FALSEを返します。

AND関数は、単独で真偽の判定だけに使う事もありますが、IF関数と組み合わせて(入れ子ネスト)使う事が多い関数です。

 

書式で表すと、AND(論理式1,論理式2,…)となります。
引数には、論理式、論理式を含む配列やセル参照を指定できます。配列やセル参照に、文字列または空白セルが含まれる場合、これらの値は無視されます。指定した範囲に論理値が含まれていない場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。引数に指定する論理式などは、最大30個まで指定できます。

 

使用例


商品Aの売上が、各地区とも目標をクリアしているかどうかを判定します。

D3セルを選択し、目標数200を各地区が、クリアしているかどうかの判定式をAND関数で作ります。

セルD3を選択後、関数貼り付けボタン(fx)をクリックして、「関数貼り付け」ダイアログボックスの分類から論理を選び、AND関数をクリックします。表示されるAND関数用の数式パレットへ、順じ論理式を入力して関数を完成させます。


左図は、すでにセル参照で論理式が入力されていますが、一般的にセル参照は、クリックで選択して入力し、比較演算子は、キーボードから入力します。

 

上図の数式パレットは、表示されたとき、論理式の入力欄は2段しかありませんが、カーソルを入れて式を作ってゆくと順じ追加されます。入力欄が5段以上になると、上図右側のように、スクロールバーも表示されます。入力欄は、30段まで追加されます。


各地区とも目標値をクリアしているので、D3セルには、TRUEが返されます。

数式バーには、関数式が表示されます。

 

AND関数は、以上の使用例のように単独で使うと、返される戻り値は、TRUEFALSEになります。

 

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ネスト関数(IF・AND関数)

関数の引数として関数を使う事を、ネスト(入れ子)と言う事は何度か述べたとおりです。ここでは、IFとAND関数から、ネスト関数の入力方法を解説します。

 

IF・AND関数のネスト

上段のAND関数の使用例と同じ商品別売上表で解説します。
商品Aの売上が、各地区とも目標をクリアしているかどうかを判定させ、クリアしていれば”目標達成”の文字を表示させます。

IF関数へAND関数をネストします。

セルD3を選択後、関数貼り付けボタン(fx)をクリックして、「関数貼り付け」ダイアログボックスの分類から論理を選び、まず、IF関数をクリックしIF関数用の数式パレットを表示させます。


表示されたパレットの論理式の入力欄に、カーソルが入っていることを確認します。

 

次に、関数ボックスの▼矢印をクリックします。(関数ボックスについては、中級2参照。)


関数ボックスのリストからAND関数を選択しますが、ここにAND関数がない場合は、下段の「その他の関数」を選択して、表示される「関数貼り付け」ダイアログボックスからAND関数を選びます。

 

AND関数を選択すると、数式パレットはIF関数からAND関数の数式パレットに置き換わります。


図のように、論理式を一つずつ入力します。

論理式は、上段のAND関数を単独で使った使用例と同じです。

次に、IF関数の数式パレットを表示させます。
AND関数の数式パレットのOKボタンをクリックしないように注意してください。

左図のように数式バーのIFの文字をクリックします。

下図のように、再びIF関数の数式パレットが表示されます。

表示されたパレットの論理式には、AND関数が入力されているはずです。
図のように、真の場合の処理、偽の場合の処理をそれぞれ入力します。(中級4参照。)

これで、IFAND関数を使ったネストの完成です。ここで初めて、パレットのOKボタンをクリックします。


各地区の売上数は、200を超えていますので、真の場合の目標達成の文字が表示されます。

 

完成したネスト関数は、
=IF(AND(C3<=B6,C3<=B7,C3<=B8,C3<=B9),"目標達成","未達成") となります。

 

ネスト関数を数式パレットなどから入力する場合、作成途中で数式パレットのOKボタンをクリックしないよう注意が必要です。
ネスト関数は、難しそうに思えますがコツさえ覚えれば、簡単に入力できます。
ネスト関数でも、数式パレットを使わず、上記の完成した関数のとおり、キーボードから直接入力することができます。

 

 

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