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   特 別 8
  名前の利用・利点と付け方

 

名前の利用・利点と付け方

Excelでは、セル(セル範囲含む)、数式定数名前を付ける名前の定義)ことができます。

この名前は、ブック単位やシート単位で付けることができ、関数の引数に利用したり、様々な形で便利に使うことができます。

(数式とは、簡単に言えば計算式のことです。定数とは、文字列、数値、日付などのことです。ただし、数式の結果は定数ではありません。)

 

名前を付ける利点


左図は、セル範囲に名前を付け、SUM関数に利用した例です。
引数となる「C2:C8」へ「佐々木」と名前を付け利用したものです。

このように、セル範囲へ名前を付け、引数にすることで誰のデータの合計かわかりやすくなります。
(この例だけでは、逆にセル参照の方が判りやすいという方もいるかもしれません)

また、大きなリストの範囲を引数にすることが多い検索/行列関数やデータベース関数では、リスト範囲に名前を付けておくと、その都度大きい範囲を指定する必要がなくなり便利です。

名前を付け、これを利用する利点は多くあります。しかし、使い込んでみなければ判らない部分もありますので、順次理解してください。

ほとんどの関数が、名前の定義を引数に利用できます。

 

 

セル(セル範囲含む)に名前をつける方法

セルやセル範囲に名前を付けるには、3つの方法があります。なお、作成する名前は、既定では絶対参照になります。

(1)名前ボックスでつける方法


セルやセル範囲に一番手っ取り早く名前を付けるには、名前ボックスを利用します。

左図のように、名前を付けたい範囲を選択して、名前ボックスへカーソルを入れ、キーボードから直接名前を打ち込みます。

 

(2)名前の定義ダイアログボックスで付ける方法

 

名前の定義ダイアログボックスで名前を付けるには、左図のようにセル範囲を選択後、挿入(I)から名前(N)定義(D)をクリックして表示されるボックスで設定します。

 

下図が名前の定義ダイアログボックスです。


開かれたボックスには、すでに選択してある選択範囲が参照範囲として表示されているはずです。
これを確認して、名前ボックスへ名前を入力し、OKボタンをクリックします。

 

(3)名前の作成ダイアログボックスで付ける方法


左図のような表の場合、列見出し(ラベル)を選択範囲の名前として付けることができます。
方法は、図のように名前を付けたい範囲(C3:C5)と列見出しを含めて範囲選択し、挿入(I)から名前(N)の作成(C)をクリックして表示されるボックスで設定します。
この例の場合、表示されたボックスには、すでに上端行にチェックが入っているはずですから、OKボタンをクリックします。

ボックスでは、上下、左右にある表のラベル(例では上と左)を指定できるようになっています。ラベル範囲を含め選択しておいて、チェックを確認しOKボタンをクリックします。付けられた名前は、名前ボックスや名前の定義ダイアログボックスで確認できます。同時に複数の名前を付けることができます。(詳細省略)

 

 

数式や定数に名前を付ける方法

数式や定数は、セルに入力されていれば、セルに名前を付けることによって定義されますが、数式や定数に直接名前を付けることもできます。


数式や定数に名前を付けるには、左図のように名前の定義ダイアログボックスを使います。参照範囲へ直接数式や定数を入力し、名前を付けます。
このとき必ず「=」で表します。入力枠では、方向キーが使えないので、ワーク-シートで作った式をコピー&ペースした方が手早いです。

名前を付ける数式は、通常絶対参照とします。相対参照で使用する方法もありますが、これは別途解説します。

次に定数の場合です。たとえば、消費税の「5%」は定数ですが、これを消費税として名前を付けるには、参照範囲へ「=5%」と入力し、名前欄へ「税率」と入力します。


こうしておけば、左図のように、「=A3*税率」で数式を作ることができます。

 

 

 

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