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ユーザー定義の表示形式の概要

 

ユーザー定義の表示形式の概要

Excelでは、あらかじめ用意されている書式(入門10参照)の表示形式のほかに、ユーザーが個別に独自の表示形式を作ることができます。


これを、ユーザー定義の表示形式といい、大変便利な機能です。
ただ、これを使う為には、書式を表す書式記号を知っておかなければなりません。必要に応じて使えるように基本を覚えましょう。

 

ユーザー定義の表示形式とは

表示形式の例

下図の赤枠の例は、異なる少数点位置の数値を、ユーザー定義の書式設定で揃えるようにしたものです。

紫枠の例は、数値を入力すれば、ユーザー定義で円と(消費税込み)を表示させるようにしたものです。
青枠の例は、さらにフォントを青で表示されるようにしたものです。

下図の例は、それぞれの形式で入力し、SUMで合計できるかどうか試したものです。

標準入力で万円を付けて入力したものは、文字列となりますので合計できません。
ユーザー定義で数値として万円を表示させるようにすると合計できます。

以上の例は、ユーザー定義の表示形式のほんの一部ですが、このように大変応用範囲が広いものです。

 

作成方法

ユーザー定義の表示形式は、下図の「セルの書式設定」ダイアログボックスで作ります。ダイアログボックスは、右クリックのショートカットメニュやメニューバーから表示させます。


分類(C)の最下部のユーザー定義を選択すると、種類(T)が表示されます。
スクロールバーのあるリストボックスには、「#,#0」や「yyy」などの記号があるはずです。これが、書式記号と言うもので、すでに幾つかの基本パターンが用意されています。
種類(T)の入力ボックスには、選択したパターンが表示されます。

 

ユーザー定義の表示形式は、用意されている基本パターンを選び、これを種類(T)の入力ボックスで編集(修正)して作ったり、また、種類(T)の入力ボックスへ、一から自分で書式記号を入力して作ることもできます。
独自に作成した表示形式は、種類(T)のリストボックスの最下段へ登録されます。なお、削除するには、登録した表示形式を選択し、削除(D)ボタンをクリックすれば削除できますが、既定の基本パターンは、削除できません。

ユーザー定義の表示形式の登録は、使用可能なメモリに依存します。

 

基本構造

ユーザー定義の表示形式は、一つの表示形式で、次のような最高4つのセクションで作成することができます。それぞれのセクションは、「;」セミコロンで区切ります。

正の数の書式負の数の書式ゼロの書式文字列の書式

                   具体例  #,##0.00;[赤]-#,##0.00;0.00;"評価"@

正の数の書式では、正の数が入力された場合の表示形式を定義し、負の数の書式では、負の数が入力された場合の書式を定義します。また、ゼロの書式、文字列の書式も同じく、それぞれゼロ、文字列が入力された場合の表示形式を定義します。
このように最高で4つの定義をまとめて、一つの表示形式として設定できるようになっています。

4つすべてを定義した表示形式を作成する場合は、この構成順に作成する必要があります。
通常は、この4つの定義のすべてを指定することは少なく、1つあるいは2つを指定し、あとは省略して作成することが多いものです。

上記具体例で、負の表示形式には、[赤]と指定しているように、セクション毎に「」を表示させる指定ができます。詳細は、下段参照。

 

 

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